呼吸がしづらい・息が詰まる

夜、眠っていて息が急に苦しくなったり、日中でも何だか息苦しい。と感じることはありませんか。

このよう状態に一度なると、これからどうなってしまうのかと心配してしまい怖くなってしまう人もいると思います。私もこのような経験が一度ありました。息がしづらい、息を吸い込みずらいという症状は当療法の施術を受けてもらえば、呼吸器官や心臓系の病気を除き、良くなっていきます。

なぜ息がしづらいか（原因・解決方法）

これは体の疲労などにより体幹が捻じれ肋骨周りの筋肉が硬直して、息を吸うとき胸が大きくなりにくくなるから起きます。息がしづらいというのは、ほとんどがそうです。これを良くするにはどうしたらよいか。背骨の捻じれを取って、肋骨周りの筋肉緩ませば、息を吸ったとき胸が抵抗なく開くようになり、息もしやすくなります。

①まず、体の軸である背骨のネジレを取ります。その時、一緒に体幹の歪みや捻じれも取っていきます。体幹の捻じれがあるということは、体幹が絞れ肋骨周りの筋肉がガチガチに緊張しているはずです。その捻じれをほどきながら筋肉を緩めていきます。

②次に骨盤と足の施術をします。呼吸を良くするには体幹周りだけを良くすれば解決すると思いでしょうが違います。人間の体は部分で分かれているのではなく、すべてが繋がっています。骨盤や足も正常な形にしないと体幹は思うように良くなっていきません。①の施術だけでは不十分です。

骨盤の歪みを取って、足の捻じれもしかりと取る必要があります。やり方としては骨盤の歪みは特に腸腰筋の緊張を取ること、それから足の施術は内に捻じれた骨を解きつつ筋肉を緩めていきます。そうすると骨盤や足の形は正常なものになっていきます。この時点で体幹への骨盤からの引っ張り、足からの引っ張りは無くなります。

③最後に腕や頭蓋骨の捻じれも取っていきます。これも施術的には捻じれと周りの筋肉の緊張を取ることです。そうすると腕も頭蓋骨も正常な形になっていき、呼吸に悪影響を及ぼさなくなります。そうするとさらに呼吸はしやすくなります。

日常生活にも気を付けてください

日常生活で体を歪ませるような習慣があれば、やめてください。体を歪ませる習慣があると体幹は歪み背骨は捻じれてきます。次のような習慣があれば止めて下さい。

・座った時、足を組むこと。

・正座を崩した横座り。

・夜うつ伏せで眠ること。

・長時間のスマホをすること。（スマホを見るということは頭を下げてみます。そうすると背骨自体も捻じれます。何時間も毎日おこなっていると体幹は歪んで筋肉が硬くなります）

上記の他に体を捻じって長時間じっとしていないでください。体幹が歪んで筋肉が硬くなります。

＜症状＞

30代女性。数週間前から呼吸しづらい。体がどうなったんだろうと心配でしょうがない。それから肩が凝っている。背中も凝っている。という症状で来所されました。

＜検査・施術結果＞

患者さんの体を検査したところ、全身の筋肉がガチガチに緊張していました。特に胸から上の筋肉は相当緊張していました。背骨は酷く捻じれていました。施術後、本人は「息が普通に吸えるようになった」と言っていました。肩凝りや背中の凝りも無くなったそうです。

＜施術者のコメント＞

呼吸がしづらいという患者さんが時々いらっしゃいます。そんな患者さんに話を聞くと「病院に行っても症状は良くならなかった」と言っていました。当たり前です。呼吸しづらいのは、体の捻じれ、胸周りの筋肉の緊張から来るものがほとんどです。この捻じれや筋肉の緊張を取らない限り症状は良くなっていきません。体の捻じれ取りが得意な当研究所にお任せください。

＜症状＞

30代女性。大分前から両肩が凝っていて、息がしづらい。胸が締め付けられているような感じがする。という症状で来所されました。

＜施術結果＞

施術後、肩凝りと息がしづらいのは無くなりました。胸の締め付けも無くなりました。本人は喜んで帰られました。

＜施術者のコメント＞

この患者さんのように呼吸がしづらいというのは、どうして起きるのか。肋骨周りの筋肉が硬くなると起きます。硬くなると息を吸うとき、肋骨が思うように広がらないので、息がしづらくなります。

施術の仕方としては背骨の捻じれを取って、肋骨の周りの筋肉の緊張を取ってやればよいのです。そうすると自然と息はしやすくなります。この患者さんは施術後「スッキリした」と言っていました。

＜症状＞

30代女性。以前から息がしづらい。頭痛がする。口を開けると左顎から音がする。首がダル重い。肩凝りが辛い。足が重く感じる。という症状で来所されました。

＜施術結果＞

施術後、頭痛は無くなりました。息がしづらいのも良くなりました。顎関節症も良くなりました。口を開けても顎からの音はありません。首肩も大分良くなりました。足も軽くなったそうです。

＜施術者のコメント＞

この患者さんに色々話を聞いたところ、疲労が溜まって全身の筋肉が硬くなり、背骨が捻じれてしまって、このような症状が起きてしまったと考えます。特に胸椎は半端な捻じれではありませんでした。胸椎の捻じれが取れるに従い息もしやすくなったそうです。

胸椎が物凄く捻じれると肋骨も歪んで胴体は絞れた状態になります。そうすると胸が圧迫され息を吸うとき、胸が広がらなくなり息がしづらくなります。胸椎の捻じれを取れば息のしづらさは解消します。当療法にとってはそんなに難しいことではありません。このような症状のある方ご相談ください。